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パナソニックエナジー、ノルウェー企業と商用車向け車載電池供給契約を締結
4月18日、パナソニックホールディングス傘下のパナソニックエナジー(大阪府守口市)は、ノルウェーのヘキサゴンプルスと商用車向け車載電池供給契約を締結したと発表した。写真はパナソニックのロゴ。2017年10月、千葉・幕張で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 18日 ロイター] - パナソニック ホールディングス傘下のパナソニックエナジー(大阪府守口市)は18日、ノルウェーのヘキサゴンプルスと商用車向け車載電池供給契約を締結したと発表した。2026年から、ヘキサゴンプルスが開発する大型車両用バッテリーシステム向けに、リチウムイオン電池を供給する。パナソニックエナジーにとっては初めての商用車向けの電池の供給となる。現在は米テスラ向けの販売比率が高いため、供給先の拡大を進める。
パナソニックエナジーは、「2170」と呼ばれるタイプの円筒形リチウムイオン電池を米カンザス州の新工場で生産する予定。そのため米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準ずるほか、2022年に成立した米国の「インフレ抑制法(IRA)」による補助金の対象となる見通しという。
ヘキサゴンプルスが、カナダ(ブリティッシュコロンビア州)で生産するバッテリーシステムに搭載し、ヘキサゴンプルスは25年までに電池の供給に対して4300万ドルを支払う契約となっている。