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安川電機、営業利益予想を上方修正 海外需要増で前期比倍増

2021年07月09日(金)19時03分

[東京 9日 ロイター] - 安川電機は9日、2022年2月期の連結営業利益(国際会計基準)見通しを前期比ほぼ倍増の540億円へ上方修正すると発表した。中国や欧米で設備投資が回復しており、ロボット事業などを中心に高水準の需要が継続しているという。

従来予想は同54%増の420億円だった。第1・四半期(3─5月)は中国で5G関連やリチウムイオン電池の需要が増加、主力のモーションコントロール事業の営業利益が前年同期比67%増と大きく伸びた。

同社では「中国では自動車など幅広い市場で積極的な投資が続いており、他地域でも自動車や半導体、電子部品などを中心に需要が高水準で推移している」として、製造業全般で設備投資の回復が見られるとしている。

足元業績の好調ぶりを反映し、中間、期末の配当予想をそれぞれ、従来の20円から26円へ増配することも発表した。

ロイター
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