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米テスラ、中国で法律・渉外担当チームを拡大
2021年08月18日(水)11時03分
米電気自動車(EV)大手テスラは、中国で法律・渉外チームを担当する管理職の採用を進めている。写真は2017年8月、台湾の台北市で撮影(2021年 ロイター/Tyrone Siu)
[北京 17日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、中国で法律・渉外チームを担当する管理職の採用を進めている。対話アプリ「微信(ウィーチャット)」上の投稿で分かった。テスラは中国で安全性や顧客サービスを巡る苦情に直面している。
北京や上海、深センを含む中国のいくつかの都市で渉外担当マネジャーの採用を進めている。求人広告では職務の詳細に触れていないものの、別の投稿ではマネジャーは政府とのやり取りも担当すると説明している。
ロイターは5月、テスラが中国規制当局との関わりを強めており、政府渉外チームを強化していると伝えていた。
テスラは、建設、独占禁止、データのプライバシー保護分野に特化した弁護士の採用を進めているほか、パブリックリレーション担当マネジャーも求めている。
テスラは4月、ブレーキの不具合に対する苦情への同社の対応に怒った顧客が上海モーターショーでテスラ車の上に乗って抗議したことを受け、国営メディアや規制当局に標的にされた。
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