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IMF理事会、ゲオルギエワ氏の関与議論 世銀報告巡る圧力疑惑
2021年09月22日(水)11時49分
国際通貨基金(IMF)理事会は21日、世界銀行の年次報告書を巡り当時世銀の最高経営責任者(CEO)を務めていたゲオルギエワIMF専務理事(写真ら上層部が圧力をかけていたとする調査報告書について議論するための会合を開いた。2019年10月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Mike Theiler)
[ワシントン 21日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)理事会は21日、世界銀行の年次報告書を巡り当時世銀の最高経営責任者(CEO)を務めていたゲオルギエワIMF専務理事ら上層部が圧力をかけていたとする調査報告書について議論するための会合を開いた。
調査報告書は、世銀倫理委員会の要請を受けて法律事務所ウィルマーヘイルが作成。各国の事業環境を毎年順位付ける世銀の報告書「ビジネス環境の現状」で、世銀上層部が中国の順位を上げるようスタッフに「不当な圧力」をかけたと指摘している。
IMF報道官は「理事会は倫理委員会のこれまでの討議について協議し、報告書とそれに対する専務理事の声明について予備的な意見交換を行った」と説明し、再び会合を開くとした。ただ、具体的な日程は明らかにしなかった。
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