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欧州当局、5─11歳のファイザー製ワクチン使用巡り精査開始
2021年10月19日(火)06時26分
欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は18日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの5─11歳の子どもに対する使用を巡り精査を開始したと発表した。写真は2020年12月撮影(2021年 ロイター/Hendrik Schmidt)
[18日 ロイター] - 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は18日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの5─11歳の子どもに対する使用を巡り精査を開始したと発表した。
両社は先週、新型コロナワクチンの5─12歳未満の使用を裏付けるデータをEMAに提出した。
EMAが承認を勧告すれば、欧州委員会がそれに基づき最終判断を下す。
さらに、EMAはイタリアのモンツァ市とアナーニ市の2つのワクチン製造施設を承認したと発表。両施設で最大8500万回分のワクチンを追加で生産し、年内EUに供給される見通し。
また、ファイザー製ワクチンの新たな製剤も承認。希釈が不要となり、摂氏2度─8度の冷蔵庫での長期保存や輸送が可能になるという。
ビオンテックの声明によると、新製剤は12歳以上向けで、2022年初から段階的に提供されるという。
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