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FRB利上げ、来年第3四半期から開始=JPモルガン

2021年11月18日(木)23時38分

JPモルガンは、2022年見通しのリポートで、米連邦準備理事会(FRB)が同年第3・四半期から利上げを開始するとの予想を示した。2018年8月、ワシントンのFRB前で撮影(2021年 ロイター/Chris Wattie/File Photo)

[ロンドン 18日 ロイター] - JPモルガンは18日、2022年見通しのリポートで、米連邦準備理事会(FRB)が同年第3・四半期から利上げを開始するとの予想を示した。

チーフエコノミストのマイク・フェローリ氏らは、FRBが来年第3・四半期に0.25%の利上げを行い、その後も四半期ごとに、「少なくとも実質金利がゼロになるまで」25ベーシスポイント(bp)ずつ利上げを行うとみている。

JPモルガンの見通しは、同業他社に比べてやや保守的となっている。ドイツ銀行は、最初の利上げを早ければ22年7月と予想している。

JPモルガンは、22年の米経済成長率を平均3.5%と予想。21年は5.5%とした。完全雇用は22年半ばに達成されるとしている。

インフレ率も今後数四半期のうちに鈍化するとしており、コアインフレ率は22年第3・四半期までに平均2.2%となるとの見込みを示した。21年第4・四半期は4.2%としている。

また、供給のボトルネックは緩和されつつあるようだが、2022年も続くとの見通しを示した。

ロイター
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