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EXCLUSIVE-ロシア中銀、仮想通貨への投資禁止を検討=関係筋

2021年12月17日(金)15時43分

 12月16日、金融市場筋が明らかにしたところによると、ロシア中央銀行は暗号資産(仮想通貨)の取引増加を金融安定へのリスクとみており、国内での仮想通貨への投資を禁止したい考え。写真はロシア国旗(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[モスクワ 16日 ロイター] - 金融市場筋によると、ロシア中央銀行は暗号資産(仮想通貨)の取引増加を金融安定へのリスクとみており、国内での仮想通貨への投資を禁止したい考え。

報道を受けて仮想通貨ビットコインは4万9144ドル付近から4万8656ドルへ下落した。

ロシアはマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金に使われる可能性があるとして、仮想通貨には否定的な立場を取ってきた。2020年に法的地位を与えたが、支払い手段としての使用は禁じられている。

中銀は仮想通貨への投資禁止について専門家や市場関係者と協議している。関係筋は議会で承認されれば仮想通貨の新規購入が禁止される可能性があると述べた。既に保有している分には適用されないという。

別の関係者によると、中銀はあらゆる仮想通貨を「完全に排除する」意向を示している。

中銀はロイターの取材に対し、この問題に対する立場を示すために報告書をまとめていると説明した。詳細についてはコメントを控えた。

ロイター
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