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1─5月米M&A法務助言、シンプソンが首位 マイクロソフト案件などで
5月31日、今年1─5月の法律会社の米M&A(合併・買収)助言業務ランキングで、シンプソン・サッチャー&バートレットが計2300億ドルと首位になった。写真はマイクロソフトの看板。ニューヨークで1月撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri )
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 今年1─5月の法律会社の米M&A(合併・買収)助言業務ランキングで、シンプソン・サッチャー&バートレットが計2300億ドルと首位になった。同社は上位10社に入る常連だが、年間ランキングで1位だったのは2005年が最後だった。
2位はスキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムの1930億ドルだった。
シンプソンでは、これまでも米マイクロソフトの主要案件に助言してきたベテランのアラン・クライン氏が、1月に合意されたマイクロソフトによる米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの687億ドルでの買収で、助言を獲得した。同買収は今年これまでに発表された中で最大案件。
クライン氏は、米電気自動車大手テスラのマスク最高経営責任者(CEO)が4月に米ツイッター買収(440億ドル)を交渉した際も、ツイッターの取締役会に助言した。
シンプソンのパートナーのアティフ・アズアー氏も5月、米半導体大手ブロードコムによる米クラウド大手VMウェアの約610億ドルの買収で、米プライベート・エクイティのシルバーレイクに助言した。