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訂正(9日配信の記事)-米テスラ上海工場、第2四半期の生産がマスク氏の予想下回る見通し
6月9日、米電気自動車(EV)大手テスラの上海工場の第2・四半期の生産は前期比で3割以上落ち込む見通し。ロックダウン(都市封鎖)により、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の予想以上に生産が落ち込んでいる。写真は上海のテスラ工場。2021年5月撮影(2022年 ロイター/Aly Song)
(9日配信の記事で、英文の訂正により、第4段落の「上海工場」を「テスラ全体」に訂正します)
[上海 9日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの上海工場の第2・四半期の生産は前期比で3割以上落ち込む見通し。ロックダウン(都市封鎖)により、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の予想以上に生産が落ち込んでいる。
ロイターが入手した内部文書によると、同工場は6月に7万1000台以上を生産する目標を掲げている。
中国乗用車協会によると、4─5月の生産台数は4万4301台。第2・四半期の生産台数は11万5300台となる見通し。第1・四半期の生産台数は17万8887台だった。
マスク氏は4月、アナリストとの電話会議でテスラ全体(訂正)の第2・四半期の生産台数が、ほぼ第1・四半期並みになると予想。「苦境から抜け出す方法を見つけ、やや上回る可能性もある」と述べていた。
ニュースサイト「エレクトレック」が9日報じたところによると、マスク氏は全社員に対し、上海の新型コロナ規制で「非常に大きな課題」を抱えており、上海工場はようやくフル稼働生産に戻りつつあると指摘。かなり厳しい四半期になるとの見通しを示した。