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米テスラ、人種差別巡り黒人従業員が新たな訴訟

2022年07月01日(金)13時53分

 6月30日、米電気自動車(EV)大手テスラの現・旧従業員である15人の黒人が、同社工場で人種差別を受けたとしてカリフォルニア州の裁判所に訴えを起こした。写真はスイスのベルンで2020年10月撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[サンフランシスコ 30日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの現・旧従業員である15人の黒人が30日、同社工場で人種差別を受けたとしてカリフォルニア州の裁判所に訴えを起こした。

主に同州フリーモント工場で同僚や管理職、人事部から日常的に人種差別的な言葉を浴びせられたり嫌がらせを受けたりしたという。

原告らはテスラの「標準的な業務手順にはあからさまな人種差別が含まれている」としている。

肉体的に最も過酷なポストに配属されたり、昇進を見送られたりした人もいるという。

テスラはロイターのコメント要請に現時点で応じていない。

テスラは人種差別やセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)がまん延しているとして、カリフォルニア州の人権保護機関からの訴えを含む少なくとも10件の訴訟に直面している。

ロイター
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