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ウクライナ、追加の債務軽減策必要になる可能性=JPモルガン
2022年07月25日(月)13時26分
7月22日、JPモルガンは、債務支払いの凍結を求めているウクライナについて、今後さらなる債務負担軽減策が必要になる可能性があるとの見方を示した。写真は戦場の最前線に向かうウクライナの兵士達。ドネツクで5月撮影(2022年 ロイター/Jorge Silva)
[ロンドン 22日 ロイター] - JPモルガンは、債務支払いの凍結を求めているウクライナについて、今後さらなる債務負担軽減策が必要になる可能性があるとの見方を示した。
ウクライナは20日、各国の債権者に対し国債利払いなど債務の支払いを2年間凍結するよう要請した。財源を対ロシア戦に集中させることが狙い。
JPモルガンの中央・東ヨーロッパ、中東、アフリカ(CEEMEA)地域の債券資本市場担当者ステファン・ワイラー氏は「今回の措置が成功し、ウクライナの目的を達成することを願っているが、非常に不確実な見通しを踏まえると、将来追加措置が必要になるかどうか見通せない」と述べた。
「戦争がいつ、どのように終わるのか、それがウクライナの債務の持続可能性にとって何を意味するのか誰にもわからない」と説明した。
JPモルガンはウクライナの債務について助言している。
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