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JPモルガン、22・23年中国成長率予測下げ コロナや住宅問題で
2022年09月05日(月)08時15分
9月2日、JPモルガンは中国の2022年、23年の経済成長率予測を下方修正した。写真はニューヨークのJPモルガンで2017年1月撮影(2022年 ロイター/Stephanie Keith)
[ロンドン 2日 ロイター] - JPモルガンは2日、中国の2022年、23年の経済成長率予測を下方修正した。住宅部門の低迷長期化と新型コロナウイルスの局地的な感染拡大を理由に挙げた。
22年の国内総生産(GDP)成長率予測は3.2%から3.0%に引き下げ、23年予測は従来の5.1%から4.6%に下方修正した。
中国政府は、今年の成長率目標を5.5%としている。
JPモルガンのアナリストは、感染を封じ込める「ゼロコロナ」政策を来春に転換することが予測の基本前提になっていると説明。「これは経済にとってコロナに関連する不透明感を恒久的に払拭する一助になるが、過渡期には新規感染者の急増、国民感情の不安定さ、一時的な景気の下押し要因が生じる可能性がある」とした。
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