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米右派SNSパーラー、「過激さ抑制」としてグーグルに復活
米アルファベット傘下グーグルの広報担当者は2日、トランプ前米大統領の支持者ら右派が好んで使っていた交流サイト(SNS)の「パーラー」を同日からアプリ販売市場「プレイストア」に復活させることを確認した。写真は、グーグルのロゴ。2019年5月16日にパリで撮影。(2022年 ロイター/Charles Platiau)
[2日 ロイター] - 米アルファベット傘下グーグルの広報担当者は2日、トランプ前米大統領の支持者ら右派が好んで使っていた交流サイト(SNS)の「パーラー」を同日からアプリ販売市場「プレイストア」に復活させることを確認した。昨年1月のトランプ氏支持者らによる議事堂襲撃事件後に排除しており、1年半以上ぶりの復活となる。
広報担当者は、パーラーが人を罵倒するようなユーザーを阻み、暴力を扇動するようなコンテンツを削除するなど過激さを抑制する一連の改変を実施したとし、プレイストアの利用規約を順守するようになったと指摘した。
パーラーのマーケティング担当幹部は「パーラーは言論の自由に強く関わっていく」と表明した。
パーラーのアプリの別のバージョンは既に、アンドロイドのスマートフォンで使えるようになっている。
米アップルも同社アプリ販売市場からパーラーを排除していたが、昨年5月に復活させた。