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米ファイザー、コロナ飲み薬を低・中所得国支援団体に寄付
2022年09月08日(木)09時51分
9月7日、米製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬「パクスロビド」10万コースを、低・中所得国での医薬品の利用促進を目的に新たに設立された団体に寄付した。5月12日、マサチューセッツ州で撮影(2022年 ロイター/Brian Snyder/Illustration)
[ロンドン 7日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬「パクスロビド」10万コースを、低・中所得国での医薬品の利用促進を目的に新たに設立された団体に寄付した。
この団体「コビッド・トリートメント・クイック・スタート・コンソーシアム」は米デューク大学やクリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブなどの組織がファイザーの支援を受けて設立し、10カ国の保健省と協力してそれぞれの国内試験・治療計画を策定している。
団体は7日、今月末までに一部の国でリスクの高い患者を対象に治療の開始を目指していると述べた。
パクスロビドは5日間の服用が治療1コースとされている。多数の富裕国では広く利用できるが、低・中所得国では入手機会が非常に限られている。
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