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新型iPhone、米各地でブラックフライデーに在庫切れ

2022年11月28日(月)09時45分

 米アップルのiPhone(アイフォーン)最新ハイエンドモデルが中国での生産に支障を来す中、今年のブラックフライデーに米各地の店舗で在庫切れとなっている。写真は9月にニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

[ベセスダ(米メリーランド州)/ニューヨーク 25日 ロイター] - 米アップルのiPhone(アイフォーン)最新ハイエンドモデルが中国での生産に支障を来す中、今年のブラックフライデーに米各地の店舗で在庫切れとなっている。

メリーランド州ベセスダのアップルストアへ息子とともに訪れたサリー・ギャノンさんは「iPhone Pro」シリーズが在庫切れで買えなかった。同じように最新型「iPhone14 Pro」を買おうとしたアビシャ・ルイテルさんは、在庫がなくて代わりに旧型の「12」を購入した。

ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイベス氏は、多くのアップルストアの店舗で「14 Pro」はモデルや色によっては不足が生じており、例年の12月直前より在庫が25─30%少ないとの見方を示した。

iPhoneの生産を受託している台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の関係者は25日、iPhoneの生産は同社傘下の中国工場での騒動により、さらに影響を受ける可能性があると話した。同工場では「14 Pro」などを生産しているという。

アップルは25日、コメント要請に返答しなかった。

ベセスダのアップルストアの従業員によると、「14 Pro」と「14 Pro Max」はほぼ在庫切れ。ノースカロライナ州ローリーの店舗の従業員は、「14」の在庫は少なく、「14 プラス」の在庫は全くないと話した。

ロイター
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